ナナボックスのブログ

南青山アイクリニックでレーシックを受け遠視化。数回遠視矯正をするも眼痛や頭痛、斜位悪化、視界不良に苦しんでいます。「適応に問題がある」と複数の眼科医から意見をもらっていますが、戸田郁子院長は指摘に当たらないと回答。どうにか克服して、新たな人生を切り開きたい。 #レーシック #LASIK

近視手術の後遺症対策研究会(公開質問

以下、過去に近視手術の後遺症対策研究会の代表であり眼鏡業界では大変有名な岡本隆博氏が各レーシック医院に対して公開質問を行ったものの一部だ。同研究会ホームページ(http://www.optnet.org/syujyututaisaku/)にはレーシックに関する有益な情報が掲載されている。

東京都 ・ 南青山アイクリニック東京

戸田郁子様 ・ 坪田一男様

2009.12.4 

http://www.optnet.org/syujyututaisaku/shitumon-17.html

横浜市 ・ 南青山アイクリニック横浜

荒井宏幸様 ・ 坂谷慶子様 ・ 坪田一男様

2009.12.6

http://www.optnet.org/syujyututaisaku/shitumon-18.html

東京都・南青山クリニック

井出 武様

2012.7.1

http://www.optnet.org/syujyututaisaku/shitumon-32.html

質問は具体的で重要なものばかりであり、消費者側としてはぜひ知りたい内容だが、未だ無回答だとのことだ。「回答できない」ならまだマシにも思えるが無視とはいったいどういうことなんだろう。普通の企業からしてみたら驚くべき常識だが、これが彼らにとっての「誇りと責任」「信頼」なのだろう。


f:id:nanabox:20161019081846j:image



南青山のブルーライトの見解に対する疑問

JINSと慶応の眼科が共同開発したとされるJINS PC眼鏡。当時はブルーライトが目にいけないと宣伝されたことで買った人も多いだろう。自分も二個持っている。五年くらい前のものだがこんな記事があった。

疲れ眼の原因は液晶の青色光?「JINS PC」で眼を守るという新習慣 [PR]

http://s.news.mynavi.jp/kikaku/2011/12/27/001/

「LED液晶ディスプレイはその構造上、ブルーライト成分がブラウン管に比べて非常に多く含まれている」と書いてあり、その検証データのグラフが載っている。

f:id:nanabox:20161012061956j:image

ディスプレイの輝度を最大にして、分光器によってブルーライトの量がもっとも多いときの値を測定(絶対値)。380nm ~ 495nmの部分がブルーライトで、光の量が強いほどグラフの数値が高くなる。

この報告は慶応、南青山の関係者が行ったものと思われるが、ひとつ疑問な点があった。
グラフをみるとブルーライトの光量も上がっているが、それ以外の波長、緑も赤もブラウン管モニタに比べて極端に上がっている。

 

※可視光スペクトル;ネットより
f:id:nanabox:20161012061542j:image 

 

そしてグラフの下には「ディスプレイの輝度を最大にして」という条件が書かれているのだが、ここから「液晶ディスプレイはブルーライト成分がブラウン管に比べて非常に多く含まれている」とするのはおかしいのではないかと思うのだ。

「輝度を最大にしたディスプレイではブルーライトは非常に多く含まれている」というなら(他の可視光も)納得できるが、前提はすっ飛ばしてブルーライトだけを強調したいような記述にとれる。

結果からは「液晶ディスプレイはブラウン管より光の量が多い」「輝度を最大にしたとき」ということはいえるが、輝度を普通から低くすれば経験的には全く違った結果になると推測する。

 

また記事中にはこんなことも書かれている。

ブルーライトと呼ばれるのは、紫外線に近い波長の短い部分の可視光線で、角膜や水晶体に吸収されずに網膜まで達してしまう。また、ブルーライトを長時間見続けることで、「VDT症候群(ビジュアルディスプレイターミナル)」や、網膜変性症といった病気を引き起こす原因になるともいわれている。

やはり、角膜や水晶体には有害な光を吸収する役割があるとの認識だ。レーシック手術は有害光のバリアでもある角膜を薄くする。角膜の物理的脆弱性ばかりが心配されているが、レーシック既往者が若年で白内障になったり、白系統の光やLEDに異様に敏感になったりするのはこのことも関係ありそうだ。しかしこの長期リスクの可能性は患者に伝えられることはない。

でも別に白内障や網膜症になったとしてもレーシックとの因果関係を証明することはできないので問題ありません(´ω`)

厚労省のクズっぷり

子宮頸癌ワクチン被害者のブログを読んだ。さらりとしか見れなかったのだが、厚労省が裁判中の被害者の敵である製薬会社の社員とつながりを持ち、さらには被害者を診察している現場の医師を金銭で買収して都合のいいように使ってる疑いがあるというような内容だ。

みかりんのささやき
子宮頸がんワクチン被害のブログ

今回のブログは、厚労省の希望によって更新しています
http://s.ameblo.jp/3fujiko/entry-12207022585.html

レーシック問題と重なるところを思い出した。レーシックに関しては厚労省は認可しておきながら無視。消費者庁が調査公表をしてくれた恩恵は大きいが、ただそれだけで終わった。慶応の教授が当時の消費者庁責任者をおかしいだろうと呼びつけ、安心レーシックネットワークが母数が少ないだの騒いで意味不明な会見を開いたのは有名な話だが、省庁から電話がくるのは調査のときだけで、電話しますといいながら放ったらかしの用件もある。結局のところ国は企業のために働いている。税金で運営してるのだから薬の認可ばかりしてないでたまには仕事をしてほしいものだと思うがまあどうでもいい。

それから、レーシックの危険性を指摘して後遺症患者をみてくれていた医師があるときから突然態度が変わり、レーシック被害者なんていないと言い出したなんていう話を聞いたこともある。もちろん真意は不確かなのだが、アレじゃねえかと噂になったこともあった。いずれにせよどうしようもないクズばかりで気力が失せるばかりだ。ストレスが目の痛みを増加させる。確かに心因性でございますね!

 

レーシック医がそれでも屈折矯正をしたい理由

眼科はなかなか儲けにくいらしい。以前入院したことがある眼科病院の院長から、白内障患者がいなくなれば廃業だと聞いたことがある。保険医療上において医療機関が患者から報酬点数をとれるのは基本的に検査、投薬、手術である。眼科の検査項目というのは簡便に済むものが多く、項目もかぎられる。薬といってもほとんどは目薬であり、手術も白内障が大半をしめるとのことであり、緊急手術が必要な疾患等はそう多くはないだろう。

またこんな記事も教えていただいた。

勤務医で年収1,500万円以上の割合は、産婦人科が6割超、外科が6割近く、眼科は3割にも満たないそうです。年収二千万円以上の勤務医は、内科と外科で22%、小児科で20%、産婦人科で41%、眼科は9%。
アエラ先週号より https://t.co/eg9VXmMAgh
@Puku_Pukuroさんのツイート(https://twitter.com/Puku_Pukuro/status/783232801587933184?s=09)をチェック

真意は不明だが、おそらくそうなんだろう。このことからも眼科は他科に比べて比較的お金にならなそうな科であることが想像できる。でも、町医者で手術もやらない、検診だけという知人の眼科クリニックがある。それでも普通に暮らしていくぶんには余裕ある暮らしができる。それが日本の保険医療システムなのである。しかし、それでは満足がいかずもっと地位とか名誉が欲しい人達があの手この手を使って病気を作り上げ、次々と新しい治療と称した商品を作り出すのだと想像してしまう。そのひとつが屈折矯正なのだろうか。そういえば、過去に某眼科医がアンチエイジングとかいって大手コンビニから健康弁当を発売するなんていう記事があったが、本当に健康を考えるなら手作りを促すだろう。

もちろん全ての医者がそうではなく、屈折矯正をやっている眼科医の中にも良心的な医者はいる。

医師がお金儲けを考えることは不浄なことだと考える人たちも多くいると思われるが、皆さんがこれからLASIKを始めようと考えているのであれば、まず最初に学ばなければいけないことは、LASIKはビジネスだという認識である。(坪田一男編『LASIKの実際』p.126)

レーシックの成功と失敗

成功とか失敗という言葉もちゃんちゃらおかしいのだが、自分はレーシック既往者はすべて失敗だと思っている。後遺症を自覚せず受けてよかったという人もいるが、本人が気づかないだけで生涯を通じて失ったモノは必ずある。何かを得れば何かを失うのは自然の摂理である。

まずそのもそもの目的としてレーシックがビジネスの手段であり、ここに引っ掛かった時点で失敗といえる。業者のいう生活の質の向上は宣伝文句であり、ここまでくればもう言い訳は通用しないだろう。
なぜ角膜がこのような球形を保ち、ほどよい厚さで、神経が表層に密集してるのか?決して人間にはつくることができない角膜は、神秘的な進化を繰り返しながら生まれたものだ。「意味」があってそうなっているものを壊したのである。
そして人間は黙っていて自分の体に自ら害を与えるようなことはしない。よりよく生きるために適応していく。なぜ近視になったのか?眼科医は原因不明というが、適応によるところが大きいだろう。それを不便だからといって体の反応に背くことをするのがレーシックなのである。適応といっても、本質的には現代社会に溢れるパソコンやスマホ環境、そして人体に対するあらゆる有害因子を含めて考えるなら、適応というよりやむを得ずという方が正しいだろうか。

もうやってしまったものは仕方ないが、南青山アイクリニックの戸田郁子院長をはじめ関係者には、普通に生きていたら気づかなかったであろう多くのコトを学ばせていただいた。心より御礼申し上げる次第である。

レーシック眼は意味不明

レーシック眼は、検査上は正常なのに異常というわけわからないまるで改造眼みたいだ。明らかな混濁や収差増など異常をみてとれるものもあるが、自覚症状があって眼科に行ってもほとんどは「綺麗にいってますね!異常はありません!過矯正ではありません!」と言われるだけだ。

眼圧などは不正確に出るという。眼位の異常からくる症状はもちゃんと検査すればわかることもあるかもしれないが、こっちから言わなきゃ簡易検査で済まされる。したとしても結果を屈折矯正にどう生かしてるのかさえ曖昧な回答がきている。検査に使う点眼薬も正確を求めるより簡易的に済むものを使用している。通常はそれでいいようだが、調節や眼位の影響をとりきれない場合があることを数名の眼科医から聞いている。損傷した神経の走行を確認することもできないし、機能評価はドライアイ検査を代用しているくらいだろう。

その程度の検査方法およびデータを使って安全宣言をしているのだろうか。またアンケート満足度もなども一ヶ月、三ヶ月、半年くらいまでのものしか使っていない。調子が悪いと受診した多くの患者がアンケートを求められることはない。

レーシック既往者は若年で白内障になりやすいとの北里大学の調査もある。自信を持って安全ですと普通ならとても言えないだろう。

おそらく、おおよそ狙い通りの屈折と視力を得た、混濁等が発生しなかった、フラップに異常なし、屈折の変化と角膜形状の安定。それくらいしかみていないんだろう。

ドライアイの治験

ひさしぶりに某クリニックのHPを拝見。ドライアイの治験募集の案内があった。
f:id:nanabox:20160927215909j:image

あえて無記載なのかしらないが、レーシック既往者は「いくつかの基準」に該当するのだろうか?レーシック後のドライアイは神経損傷によるものなので主因がある程度はっきりしている。ドライアイ患者を量産しながらドライアイを治したいとはよくわからないクリニックである。

だいたい涙は食べたもの、血液から作られるものであり、生活環境によるところが大きいと思う。どんな目薬を開発しようが根本解決にはならない。人間の体は目だけ独立の器官として機能してるのではない。