ナナボックスのブログ

南青山アイクリニックでレーシックを受け遠視化。数回遠視矯正をするも眼痛や頭痛、斜位悪化、視界不良に苦しんでいます。「適応に問題がある」と複数の眼科医から意見をもらっていますが、戸田郁子院長は指摘に当たらないと回答。どうにか克服して、新たな人生を切り開きたい。 #レーシック #LASIK

レーシック医がそれでも屈折矯正をしたい理由

眼科はなかなか儲けにくいらしい。以前入院したことがある眼科病院の院長から、白内障患者がいなくなれば廃業だと聞いたことがある。保険医療上において医療機関が患者から報酬点数をとれるのは基本的に検査、投薬、手術である。眼科の検査項目というのは簡便に済むものが多く、項目もかぎられる。薬といってもほとんどは目薬であり、手術も白内障が大半をしめるとのことであり、緊急手術が必要な疾患等はそう多くはないだろう。

またこんな記事も教えていただいた。

勤務医で年収1,500万円以上の割合は、産婦人科が6割超、外科が6割近く、眼科は3割にも満たないそうです。年収二千万円以上の勤務医は、内科と外科で22%、小児科で20%、産婦人科で41%、眼科は9%。
アエラ先週号より https://t.co/eg9VXmMAgh
@Puku_Pukuroさんのツイート(https://twitter.com/Puku_Pukuro/status/783232801587933184?s=09)をチェック

真意は不明だが、おそらくそうなんだろう。このことからも眼科は他科に比べて比較的お金にならなそうな科であることが想像できる。でも、町医者で手術もやらない、検診だけという知人の眼科クリニックがある。それでも普通に暮らしていくぶんには余裕ある暮らしができる。それが日本の保険医療システムなのである。しかし、それでは満足がいかずもっと地位とか名誉が欲しい人達があの手この手を使って病気を作り上げ、次々と新しい治療と称した商品を作り出すのだと想像してしまう。そのひとつが屈折矯正なのだろうか。そういえば、過去に某眼科医がアンチエイジングとかいって大手コンビニから健康弁当を発売するなんていう記事があったが、本当に健康を考えるなら手作りを促すだろう。

もちろん全ての医者がそうではなく、屈折矯正をやっている眼科医の中にも良心的な医者はいる。

医師がお金儲けを考えることは不浄なことだと考える人たちも多くいると思われるが、皆さんがこれからLASIKを始めようと考えているのであれば、まず最初に学ばなければいけないことは、LASIKはビジネスだという認識である。(坪田一男編『LASIKの実際』p.126)