ナナボックスのブログ

南青山アイクリニックでレーシックを受け遠視化。数回遠視矯正をするも眼痛や頭痛、斜位悪化、視界不良に苦しんでいます。「適応に問題がある」と複数の眼科医から意見をもらっていますが、戸田郁子院長は指摘に当たらないと回答。どうにか克服して、新たな人生を切り開きたい。 #レーシック #LASIK

目がやられた原因

痛みや光の刺激が頭まで響く感覚。そんなことが続いてるからか思考までおかしくなってくる。なるべく客観視しようと南青山のよい点を考えてみたが、当事者にしてみればよい点なんてあるはずもなく、別にそのくらいのことは当然だろう。

レーシック後遺症に苦しむ患者が出てきたのはもちろん患者自身の責任もあるが、術前検査と説明が不十分なだけではなく適応判断もいいかげん、レーシック手術の危険性の全てを患者には明かさないし、手術してはならない患者に人体実験かのように平気でメスをいれる医師の倫理性などの問題があると思う。別にこれは大手美容クリニックだろうと南青山だろうと大差はない。
自分がいま苦しんでいるのは、戸田院長がていねいな診察をしてくれたと思いきや急に弁護士をたてて面会を拒否してきたからでも誠意ある回答をしてくれないからでも補償をしないからでもなく、最初の手術の「不備」が発端であったことに違いはない。

いまの斜位の状態

一年ほど前に南青山にて測定したもの(上)。
同じくB院にて測定したもの(下)。
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それから三ヶ月前にB院で測定したもの。
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現在は両目で物を見ることが大変になってきて片目を外していることも多い。
B院ではレーシックではなくプリズム眼鏡をかけるべきだったこと、状態が悪化してきていること、今からでは遅いので眼帯して生活するようにいわれている。
見え方も目の表面の痛みもひどいのであきらめて放置しているが、プリズムレンズといっても不正乱視のような視界で視力は変動するしどうしたらいいのだろう。
術前に斜位があるといったのに検査してないからレーシックによってどう変化したのかもわからない。

目と頭の疲れは夜が楽

前は左目の表面から左腕にかけてしびれるときもあったが、今は首から下は全くなにもない。それなのになんで目と頭がこんなにも疲れるのか不思議で仕方ない。風呂に入って食事をして血流よくしておいてから電球の光の中にいると落ち着いてくる。片目をはずしてしまった方が楽だ。寝る前がいちばんゆったりできる。
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レーシックと角膜拡張症

レーシック後に角膜を薄くしたことが要因で(と思われる)、角膜が突出して不正乱視などが生じる角膜拡張症に苦しむ患者さんが何人かいる。
こんな抄録を見つけた。
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円錐角膜疑いの患者に角膜拡張症になったら角膜移植で対応する旨の同意を得て、レーシックを実施。悪化したので角膜移植を行い、その後の経過は良好というもの。これはいったいなんなのだろう。治験なのか実験なのか知らないが、こんなことをしてもいいのだろうか。患者の同意を得れば何をしてもいいのだろうか。
円錐角膜の患者に角膜を薄くすれば、進行リスクが高まるだろうということは素人でも察しがつくことだ。角膜不正を治そうとしたのか、近視矯正をしようとしたのか、レーシック技術発展のためのデータ取りなのかこれだけでは目的がよくわからない。しかし普通なら「円錐角膜」の治療をするのが眼科医であり、病態をさらに進行させるかもしれないレーシック手術をするのはいかがなものかと思う。
過去に「LASIKの真実‐本城竜哉」という本が出版されている。ここで紹介されている円錐角膜の患者にレーシックをしたという症例はこのことなのだろうか。
ちなみにある患者さんは、術後しばらくして発症したものの執刀医はレーシックとの因果関係を認めず、「未知の合併症が出る可能性に同意しているでしょう」で済まされてしまうのが現実のようだ。

最善の手術がなされたのかどうか

左の遠視矯正は南青山で2回、他院で左1回、右2回している。戸田郁子院長は、現症は私達の手術とは関係がなく責任を求められても困るとのことだが、それも半分くらいは理解できる。でも、なぜ再手術をしなければなからなかったのかということを考えてもらいたい。
防ぐことができた過矯正(と思っている)であって、眼痛で何年も苦しめられ、コンタクトや眼鏡を駆使してもどうしようもなく、「遠視」だったから他院で再手術を請け負ってくれた。南青山で二度遠視矯正した左目もまた遠視になったからそうするしかなかった。
南青山でもレーシックは安全な手術であり、矯正誤差が出ても再手術をすれば大丈夫だと説明している。でも実際は術式から考えても1回目でミスをすると、二回目からはリスクが格段に高くなることを後に知った。レーシックをするにしても、とにかく初回が重要なのは彼らも理解していることだと思う。
新たに取り寄せたカルテの診断名には今の症状は原因不明、ドライアイと書かれている。屈折に問題はなく他にも異常所見がみられないという彼らの科学的材料なのだろうが、それなら南青山で手術しても同じ結果だったともいえるのではないだろうか。
数名の眼科医には術前の状態が、そもそも仮性近視か斜位近視だった可能性を指摘されている。ミドリン点眼だけで判断できるものではなく追加検査も必要であり、そのまま手術すれば過矯正になって当然、また再手術でそのとき見かけの遠視を取り除いても残っている遠視が顔を出したり、今度は反対の目の調節緊張が緩んで遠視が出てくることがあるらしく実際にそうなっている。だから最初の検査と適応判断がいい加減だったのではないかと指摘している。またこれを仮に見逃したとしても、術前の度数でレーシック適応とすること自体がおかしいとの見解もある。
最善の手術がなされた上で矯正誤差が出たのなら仕方ないかもしれないが、疑問点がいくつかある。もう過ぎたことは仕方ないが、事実を知りたいから質問をしていた。それなのにいつもはぐらかすような回答ばかりで打ち切るという、その態度に苦しむ毎日だ。

目の痛み

現在は目の表面の痛みに苦しんでいる。遠視矯正する前は目の奥の激痛だった。
南青山で初回手術後は、左の明らかな過矯正でピントが合わなかったりとにかく疲れた。目のまわりに引きつるような痛みもあり、執刀医が補正ができるからとのことで遠視矯正をした。しかしすぐまた同じ症状が出て二回目の遠視矯正。さすがにこれでいいかと思っていたが、目のまわりのひきつりと新たに目の表面の焼けるような感覚だけは残った。視力は両目とも2.5くらいはあったと思う。
そしたらしばらくして今度は右目の奥の激痛が出てきた。南青山で測定すると正視、わずかな遠視なのだそうだが、他で測定すると+0.75から+1.00。しばらくは遠視コンタクトや眼鏡やプリズム眼鏡でしのいだが、理論上、近視にもってきても治らない。その後、他院にて右目の+0.75遠視矯正をした。それでも治らない。数年はなんとか遠視コンタクトなどで過ごしたが、また両目とも遠視だと判明した。
仕事も手一杯な状況で、朝早く行って車内で痛みがどうにかおさまらないものかと横になり、なおらず気合いで出勤、休み時間はトイレにこもって休みを繰り返してたのでやむなくカケで両目の遠視矯正をした。
いまは目の奥の痛みは発生してはいない。しかし今度は視界不良と目の表面の激痛に悩まされている。

いまの視界

見え方が曇ってて歪んだような景色。その度に変動する。朝はドライアイも強く水を入れるまで白い。色味は左右で違い薄い。見えないのはストレスだけど、我慢できないのが眩しさ。日中は偏向サングラス。蛍光灯の白系のは特に苦しいので部屋は電熱線の光に変えた。パソコンやスマホの光は短時間なら我慢できる。眩しいのに夜間は鳥目のようになるという不思議。車のライトや街灯だけが強く広がって目に入り込んでくる。不便な目になってしまった。

遠視矯正を複数回してるからだろうが、これでもほぼ正視。その前にも遠視眼鏡やコンタクトレンズで長いことやり過ごしてきたが、あのときは何をしても眼の奥の激痛はとれなかった。遠視矯正してそれはなくなった。