過矯正の眼
これは過矯正の患者が調節筋の緊張状態を測定してもらったものだそうだ。現在の屈折値は+2.00D前後とのこと。遠視眼鏡や目薬で治療を続けているのにも関わらずグラフは真っ赤で、調節筋が緊張を通り越して常時痙攣を起こしてるような感じであろうか?
症状は、眼の突っ張りや頭痛、目の周りや体の痛みとドライアイだそうだ。仕事は休職の末、昨年解雇になり療養しているという。
この方は自分と同じでかなり軽度の近視だったという。術前の屈折度数が不安定であり、カルテをみた複数の眼科医から仮性近視にレーシックをしたのではないかといわれたそうだ。手術ではなく他の方法で視力が上がった可能性も指摘されたそうで、これもイケイケ手術の結果、引き起こされた過失といえるのではないだろうか?
ちなみにセカンドオピニオンで訪れた南青山の戸田理事長も術前のオートレフ値を見て「他覚測定時に調節していたのね」と話していたらしいが…(..)
この測定機器は慶応も持っており、聞くところによるとデータをとっているようだ。ここのセカンドオピニオン外来には二万円の診療費を払ってまでも、過矯正、さまざまな後遺症患者が全国からやってきているそうだ。
データをとっているのなら、大学病院としての責務を果たすべく、安全だ安心だと騒いでいるばかりでなく、過剰矯正と自律神経の関係でも調べて、ぜひ学会発表をしてほしいものだ。
あ、でも、も、いいです(..)